ご  挨  拶      


  会員の皆さまには平素より沙羅の木会の活動にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
昨年は大谷紀美子先生がご往生され、とても寂しい年となりました。先生の学園葬は生前のお人柄を偲ばれるような慈愛に満ちた法要でした。
学園葬は音楽法要で行われ、ゆかりの方々による追悼のことば、教員によるモーツァルトの弦楽四重奏の献楽や思い出の動画、インド古典舞踊の献舞が盛り込まれ、先生の飾らないお人柄や多くのご功績、そのために大変な努力されていたことをあらためて知りました。
先生には総会に何度もお越しいただきました。その場にいらっしゃるだけで柔らかく、あたたかい空気に包まれる存在に憧れをいだいたものです。ご指導いただいたことを受け継いでいかなければ、という思いでおります。
相愛での学びは、専門の音楽や一般教養はもちろんのこと、こうした法要や宗教の授業を通じて、自分自身の存在やいのちについて向き合うところにあります。そういう機会を与えていただいた全てのご縁に感謝し、今年も努めてまいります。

2025年1月29日
沙羅の木会会長    









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