ご  挨  拶      


  同窓会会員の皆様におかれましては益々ご健勝で、ご活躍のこととお喜び申し上げます。
この度、推薦委員会からご指名いただき、片岡前会長の後を受けて沙羅の木会会長を務めさせていただくことになりました寺本佳世子と申します。
今日まで歴代会長をはじめ、多くの役員の皆さま、同窓生の皆さまのご尽力によって築かれました本会の伝統と歴史を考えますと、その責務の重さに身の引き締まる思いでございます。
  私は中学、高校、大学時代を相愛学園で学ばせていただきました。現在も大学附属音楽教室の講師として本町学舎に足を運び、ほぼ半世紀を相愛で過ごさせていただいています。
  先日、「セピアの会」という私の学年の同窓会が開催されました。音楽を志して、楽しいことも辛いことも共有した仲間は、年月が過ぎても一瞬にして気持ちが通じることを実感しながら、楽しい時間を過ごしました。そして、仲間を見ていて感じたのは、みんな優しくて思いやりがあり、それぞれの立場において生き生きと活躍されていることです。
相愛学園の建学の精神である當相敬愛は、多くの他者によって生かされていることを知り、自分を愛するように他者を敬愛することの尊さを説いたものであるとお聞かせいただいています。
同窓会での仲間を見て、相愛での学びは、専門の音楽やさまざまな知識はもちろんのこと、他者に対して思いやりの心を持つこと、主体的に行動することの大切さだと再認識しました。そして、私を相愛に導いてくださったたくさんのご縁をありがたく思いました。
  新役員一同、この當相敬愛の精神で、更なる充実と発展に向けて、誠心誠意努力してまいる所存でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。
  最後になりましたが、相愛大学のこれからのますますのご発展を願いまして挨拶とさせていただきます。

2023年6月18日
沙羅の木会会長    









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